天竜浜名湖鉄道三ヶ日駅の西方2kmほど、三ヶ日と豊川を結ぶ国道362号沿いに建つ櫓。見張台は以前屋根が設けられていたが撤去されたものとみられる形態をしている。半鐘はみられないが、中心部に吊り具が設置されている。
見張台は四角形で、外縁が等辺山形鋼製、垂直材、水平材が丸鋼製。下部にはカール状の装飾が施されている。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が平鋼製。各部の接合は主材への直接締結で、いずれもリベットで接合されている。X字状の斜材交点もリベット締結されている。
基部には「三ヶ日町消防団 日比沢分団 昭和丗三年一月吉日」と記された扇形の扁額のような分団銘板が掲示されている。
(2022年2月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |