火の見櫓図鑑

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島田市消防団第十分団一部

火の見櫓

JR東海 東海道本線・大井川鐡道金谷駅前の国道473号の坂道を大井川方面へ向けて下り、旧金谷宿の中ほどにある消防団詰所の裏手に建つ櫓。形状としては、ホース乾燥柱だが、下部に半鐘と見張台を備えている。半鐘には小屋根が掛けられている。
見張台は四角形で、高欄は手摺、外縁部が鋼管製、垂直材が丸鋼製、下部外縁が等辺山形鋼製。脚がコンクリート柱一本のため、電柱に設置された自在バンド二本に床版、等辺山形鋼製の方杖を接合して支持する形態となっている。
前述のように主材はコンクリート柱で、頂部は竿を渡して滑車を吊るし、ホース干し用の竿自体を昇降させる、コンクリート柱を用いたホース乾燥柱としては一般的な形状となっている。
梯子は一段で、見張台外縁から垂直に配置されている。基礎部分は柱をコンクリートに埋設している。

(2019年12月訪問)

屋根 なし
半鐘 あり
見張台 □型
柱型

全景 見張台 半鐘 見張台高欄 頂部 基部

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