火の見櫓図鑑
興津の市街地、国道1号の旧道沿いに建つ櫓。モダンな消防詰所に合わせた現代的な造作で、主材にはH鋼、水平材には角型管鋼を利用している。 三階建ての詰所各階の床面と思われる高さの部分で詰所と結合されているので、詰所と一体構造となっているとも思われる。 天端部は入の字型にH鋼を組んでその先に半鐘を吊るすなどデザイン的に工夫を凝らしている。 梯子は路面に面して外付け一段で半鐘部分まで延びている。
(2015年3月訪問)
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