「高久乙の火の見」の東側、県道68号を一本外れた場所に建つ櫓。屋根は八角形で、頂部は円筒と円錐を重ねたような形状になっており、その上に鏃形の避雷針と屋根飾りが、軒の隅部分には蕨手が設けられている。屋根下の欄間部分には唐草状の装飾が施されている。
見張台は八角形で、外枠が等辺山形鋼、主材、水平材が平鋼製。それぞれ唐草状の装飾が平鋼を曲げ加工した唐草状の装飾がされている。
梯子は二段で、冗談が桁内、下段が桁外設置。中間には張り出しのない踊り場があり、梯子の出入り口部分には、やはり唐草状の装飾が施されている。
(2015年10月訪問)
屋根 | 8角型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | 8角型 |
脚 | □型 |