火の見櫓図鑑
多摩川左岸の豊田用水沿い、周辺に田畑も残る集落に立つ櫓。反りのついた屋根は非常に浅く、避雷針や蕨手などの装飾は一切見られない。 屋根下中心にサイレンが設けられ、半鐘は軒下に吊るされている。 脚はすそへ向けての広がりがやや大きめ。斜材は丸鋼のリング状のバックルによる締結。水平方向にも同様の斜材が設けられているため、桁間が広いのにもかかわらず梯子は外付けになっている。
2021年1月に撤去済みです。
(2014年1月訪問)
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