火の見櫓図鑑

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第八分団第五部

火の見櫓

 県道12号エコーライン沿い、高野地区の中心部に建つ櫓。屋根は四角形で反り、照りがついており、頂部には先端が四つ叉になった避雷針と風向計が設けられている。半鐘は屋根中心ではなく軒下に吊るされている。
 見張台は四角形で、高欄は手摺と外縁部が等辺山形鋼製、垂直材が丸鋼製。手摺部に対角線上にスピーカーが二つ設置されているほか、赤色灯やホース昇降用の滑車も取り付けられている。
脚は四本で、主材が鋼管製、水平材と斜材には丸鋼が用いられている。斜材はX字状に組まれているが、張力調整装置はない。各部の接合は溶接による。
梯子は主材の一辺を供用しており、梯子のある辺のみ桁間が狭くなっている。梯子は丸鋼製。

(2017年5月訪問)

屋根 □型
半鐘 あり
見張台 □型
□型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 脚部 基部

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