県道205号沿い、桜林地区の南側に立つ櫓。屋根はみられないが、周辺に残存する櫓の形状や状況から察すると、かつては円錐形の屋根が掛けられていたのではないかと推察される。
見張台は非常に面積の狭い小さなものが桁外に設置されており、丸鋼製の簡易な円形の欄干が設けられ、頼りなげな丸鋼製の方杖で支えられている。
梯子は一段で桁外設置。脚は三本で、主材、水平材、斜材ともに等辺山形鋼製。斜材はZ字、逆Z字が交互配置されている。
基礎は農地に面した法面にあるためか、コンクリート製の円柱が大きく張り出している。
(2015年8月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | △型 |