木曽川の堤防道路、県道183号から少し南下した小渕地区の中ほどに立つ櫓。四角屋根の頂部には避雷針が立てられているが風向計などの装飾は見られない。四隅には蕨手が飾られるが、かなり軒から垂れ下がっている。
見張台も四角形で、欄干はとくにこれといった装飾のないシンプルなもの。下側にはスピーカーが四方に向けて取り付けられている。
梯子は二段で桁内設置。中間の踊り場は片側だけ張り出したタイプで、ホース干し用の大きな滑車がよく目立つ。
基部には「寄贈者 東京都 兼松真澄殿 東京都 兼松貢殿 昭和三十六年 竣工」と記された寄贈者銘板が掲げられている。
(2014年7月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |