県道156号から市道を東へ入った宮西地区の中に立つ櫓。直線的で非常に浅い四角屋根の頂部には避雷針や風向計などの装飾は見られず、四隅には蕨手が下方に向けて垂れ下がるように飾られている。
見張台の欄干は四隅はかなり太目の等辺山形鋼を用いているが、それ以外は下側が膨らんだ形状をした丸鋼で構成されている。
梯子は二段で桁内に設置されており、中間に足場だけの踊場が設けられている。基部出入口面の斜材はアーチ状かΛ型の斜材になっているものが多いが、この櫓はゲートのように垂直材が設けられ、主材との間を丸鋼に枠式ターンバックルを装着した斜材で補強する形態になっている。
※既に撤去済みです。
(2014年7月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |