県道150号タワー通り沿い、一宮市葉栗消防出張所の敷地内に建つ櫓。見張台に屋根はなく、頂部には二本の柱に支えられた梁が渡されており、そこにホース昇降用の滑車が吊るされている。
見張台の形状は六角形で、高欄手摺部、手摺直下の水平材、垂直材と外縁部が等辺山形鋼、水平材が丸鋼製。手摺部には滑車を兼ねたホース干し用のフックが全周にわたり設けられている。
脚は三本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼に枠式ターンバックルを備えたもの。各節の接合はプレートにより、主材と水平材は溶接で、斜材は六角ボルトで締結されている。
最下部の一節は等辺山形鋼製の斜材がX字状に組まれており、交点はプレートにて溶接されている。梯子は一段で桁外設置。
(2018年12月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | 6角型 |
脚 | △型 |