西古券の火の見
屋根 | 切妻型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | 柱型 |
国宝犬山城の城下町、観光客で賑わう本町通りから西へ一本外れた大本町通り沿いに建つ櫓。
屋根は城下町であることに配慮してか、木造の垂木やの野地板、梁に亙棒葺きと純和風な造りになっている。
見張台は四角形で、手摺は等辺山形鋼を外向きに配し、外縁の垂直材と下部外縁は同じ等辺山形鋼を用いているが内向きになっている。垂直材は平鋼製。半鐘は屋根の軒先に吊るされている。
脚はコンクリート製の一本柱で、見張台からほぼ垂直に梯子が設置されている。
(2019年4月訪問)