犬山市内田自警消防団
屋根 | □型 |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |
名古屋鉄道犬山線 犬山遊園駅の西側、県道27号を挟んで犬山城寄りの市道沿い、周囲を宅地やマンションに囲まれて建つ櫓。
屋根は反りのついた四角形で、頂部には先端が四つ叉になった避雷針と風向計を備え、隅棟には巻きの浅い蕨手が設けられている。半鐘は見られない。
見張台は隅にRのついた四角形で、手摺部が平鋼製、下部外縁が等辺山形鋼製。垂直材は丸鋼製で、最下部が外側に半円状に突き出している。
脚は四本で、桁間隔が狭く高さの割に細身な印象を受ける。主材が等辺山形鋼製。ワーレントラスで構成されているため水平材はなく、斜材は平鋼製で六角ボルトで主材に締結されている。
梯子は一段で桁外設置。中間には円弧状に突き出した踊り場が設けられている。基部はコンクリートの基礎が大きく持ち上げられている。
傍らの消防団詰所壁面に、簡易な火災信号表が掲示されている。
(2019年4月訪問)