火の見櫓図鑑

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大口町消防団中小口分団

火の見櫓

屋根 △型
半鐘 あり
見張台 △型
△型

 1459(長禄3)年に織田広近によって築城されたと言われる小口城址公園の傍ら、お堀端にある公民館と消防団詰所の敷地内に建つ櫓。
 深めで大きく反りのついた三角屋根で、頂部には先端が四ツ叉の避雷針と風向計、ややカールのきつい蕨手が設けられている。
見張台は三角形の角を落としたような形状で、欄干は上辺が等辺山形鋼、中間の水平材が平鋼、縦の欄干部が丸鋼製で、中間の水平材から下の部分の欄干は、外側へ円弧状に張り出している。
脚は三本で主材、水平材は等辺山形鋼、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。梯子は二段で桁内設置。中間に片側だけ張り出した欄干のある踊り場が設置されており、半鐘は見張台と踊り場の双方に吊るされている。
基礎の部分には水平材が露出しており、梯子の付け根が平鋼に捻りを加えて結合されている。

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場 基部 基礎

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