火の見櫓図鑑

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大口町消防団下小口分団

火の見櫓

屋根 □型
半鐘 あり
見張台 □型
□型

 県道159号沿い、下小口の市街地に建つ櫓。建設会社の敷地内に消防団詰所と櫓が間借りしたような格好になっている。
 反りのついた屋根は浅めで、頂部には先端が四ツ叉になった避雷針と風向計が設けられているが、見張台からも別途避雷針が立てられている。隅棟には丸鋼製でやや大き目の蕨手が飾られている。
見張台は四角形で、四隅にはRがつけられている。欄干は上端が等辺山形鋼製で、一般的にはL字が内側を向いて造作される事例が多いが、この櫓では外側に向いて造られている。中間には平鋼製の水平材があり、欄干下部に外側へ向けて円弧状に膨らんでいる。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼、斜材が丸鋼をリング状のバックルで締結した形状。梯子は二段で桁内設置。中間に片側に張り出した欄干のついた踊り場があり、見張台と共に半鐘が設けられ、踊り場の半鐘にも小屋根が設置されている。
見張台の出入口部分と基部四面の斜材は尖塔アーチのような形状をしており、見張台な補剛材が斜めに一本、基部はハの字型に二本設置されている。

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場 火の用心垂れ幕 基部

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