火の見櫓図鑑

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大館市消防団第十四分団

火の見櫓

JR東日本奥羽本線 早口駅の東方約1.6kmほど、羽越街道から市道を北へ入り坂を上った先に建つ櫓。屋根は円錐形で、頂部には先端が四つ叉になった避雷針が設けられている。半鐘は屋根裏中心部に吊るされている。半鐘の下にはサイレンが設置されており、スピーカーが七方向に向けられている。
見張台は四角形で、高欄は手摺と下部外縁が等辺山形鋼製、水平材、垂直材が平鋼製。手摺の一面の外側に、ホース干し用の太い竿が設置されている。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。各部の接合はプレートにより、いずれも六角ボルトで締結されている。
梯子は二段で桁内設置。中間には張り出しがなく桁内1/2ほどのスペースの簡易な踊り場が設けられている。

(2023年4月訪問)

屋根 ○型
半鐘 あり
見張台 □型
□型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場 基部

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