JR東日本奥羽本線 下川沿駅の西方800mほど、羽州街道沿いにある消防団詰所の前に建つ櫓。屋根は非常に小さい円錐形で、屋根下には半鐘は無くサイレンが設置されている。
見張台は円形に近い12角形で、高欄は手摺、垂直材、下部外縁が等辺山形鋼製、水平材が平鋼製で、床版はエキスパンドメタル製。
脚は三本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。各部の接合はプレートにより、主材、水平材は丸頭ボルト、斜材は先行されたプレートに材を折り込む形で締結されている。
梯子は一段で桁外設置。最下部一節分は梯子は設置されていない。
(2023年4月訪問)
屋根 | ○型 |
---|---|
半鐘 | なし |
見張台 | 12角型 |
脚 | △型 |