火の見櫓図鑑
JR東日本奥羽本線 北常盤駅の北北東1.4kmほど、県道285沿いの浪増館地区西側にある消防団詰所に隣接して建つ櫓。 六角形の見張台に屋根と半鐘はない。高欄は手摺と下部外縁が等辺山形鋼、水平材が平鋼、垂直材が丸鋼製。各辺の頂点にはホース干し用の竿が渡され、うち2箇所にはホース昇降用の滑車が吊るされている。 脚は三本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。上端部で桁間隔がや狭いことからか、梯子は一段で桁外設置となっている。
(2023年4月訪問)
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