国道4号を青森市街から東へ進み、浅虫温泉街へと進む国道4号の弓道にあたる県道269号へ入ってすぐ、浅虫温泉の入口にあたる場所に建つ櫓。屋根は非常に特異で、七角形に大きく切り欠きを入れた星型のような幾何学的な形状をしている。避雷針や風向計などの装飾的要素は見られない。
見張台は円形で、高欄は手摺が平鋼製、垂直材と下部外縁が等辺山形鋼製、床面はエキスパンドメタルが用いられている。手摺にはホース干し用のL字型フックが取り付けられている。半鐘やサイレン、スピーカーなどは設けられていない。
脚は鋼管柱で、見張台を支える方杖や梯子の支柱は溶接によって接合されている。
梯子は二段になっており、中間で90度方向転換しているため、転換部分には扇形の踊り場が設けられている。基礎は柱がコンクリートブロックに埋設されている。
(2018年8月訪問)
屋根 | 14角型 |
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半鐘 | なし |
見張台 | ○型 |
脚 | 柱型 |