火の見櫓図鑑

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平川市消防団第十六分団

火の見櫓

平川市の旧尾上町エリア、県道135号沿いの古くからの集落の中ほどに建つ櫓。一般的な望楼の形状とは一線を画す、太い鋼管を柱として、それを中心に螺旋階段が取り巻くスタイルの櫓。
見張台は円形で、柱の頂部には、柱から十字に張り出した水平材に支えられたリング状の鋼管が二重に設けられ、スピーカーと半鐘が設置されている。また欄干の中ほどにはホース干し用の竿が設置されている。
螺旋階段は下から三回転したところまでとなっており、最後の見張台への上り部分だけが梯子になっている。階段の二回転目の踊り場部分にも半鐘が設けられている。
地表に近い部分は無用な進入を防止するためネットが張り巡らされており、階段の入口部分も頑丈な門で区切られており「関係者以外立入禁止」の大きな看板が掲げられている。

(2015年8月訪問)

屋根 なし
半鐘 あり
見張台 ○型
柱型

全景 見張台 踊り場(上段) 踊り場(下段) 基部

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