県道41号弘前環状線沿い、新山地区の中心部に立つ櫓。コンクリート柱に簡易な見張台と半鐘を備えた、平川市が新設する標準型。現在の櫓は消防団詰所建屋に隣接して設けられているが、2014年5月撮影のGoogleストリートビューによると、県道を挟んで反対側に六角屋根、六角見張台、三本脚の鉄骨造の火の見櫓が建てられており、これを撤去、移設したものである。
頂部にはホース干し用の滑車が設けられており、見張台は脚の中間よりやや上方に設けられている。見張台の高欄は手摺、外縁部が等辺山形鋼製、垂直材が丸鋼製。スペースは一人分程度と小振りなもの。
梯子は一段で、転落防止のためか非常に緩い傾斜が付けられている。
(2019年8月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | 柱型 |