火の見櫓図鑑

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派立消防部

火の見櫓

 黒石市街地より北東部、県道146号沿い、上十川地区に建つ櫓。屋根は浅い六角形で、屋根飾りなどの装飾的要素は一切見当たらない。避雷針は屋根頂部ではなく見張台高欄から屋根より高い位置に向けて設置されている。屋根裏中心部に半鐘が吊るされている。
見張台は六角形で、高欄は手摺と上側の水平材、下縁が等辺山形鋼製、下側の水平材が平鋼製、垂直材は丸鋼製。手摺の一部にホース干し用の竿が設置されている。
脚は三本で、主材、水平材、斜材ともに等辺山形鋼製。斜材はΛ状に組まれており、各節の接合はプレートにより、全て六角ボルトによって締結されている。
梯子は二段で、上段、下段ともに桁内設置。中間には張り出しのない踊り場があり、こちらにも半鐘が吊るされている。
基部には白く塗られた鉄板に手書きされた消防信号表が掲示されている。

※既に撤去済みです。

(2017年8月訪問)

屋根 6角型
半鐘 あり
見張台 6角型
△型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場 基部 消防信号表

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