火の見櫓図鑑

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弘前地区消防事務組合東消防署南分署

火の見櫓

 大鰐町内、国道7号大鰐バイパスと、大鰐温泉の市街へ向かう県道201号の交差する丁字路の、県道201号正面に位置する消防署構内に建つ櫓。屋根はそりのある六角形で、頂部には、先端がダイヤ状に加工され、円弧状の屋根飾りを施した避雷針が設けられている。見張台は円形で、高欄は手摺、外縁部が等辺山形鋼、垂直材が丸鋼、水平材が平鋼製で、手摺の外側を囲うように、鋼管製のホース干し用の竿が一周巡らされている。
脚は三本で、主材と水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼製で枠式ターンバックルで張力調整を行っている。
梯子は二段で上下段ともに桁内設置。中間部分に張り出しが無く高欄のみ設けられた踊り場が設けられている。基部はΛ型の斜材が組まれており、水平方向と結節点方向に向けて補剛が入れられている。

(2016年8月訪問 2017年8月再訪)

屋根 6角型
半鐘 なし
見張台 ○型
△型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場 基部

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