火の見櫓図鑑

Home > 火の見櫓図鑑 > 青森 > 新郷村 > 新郷村立小坂地区公民館

Facebook Twitter LINE Pin it

新郷村立小坂地区公民館

火の見櫓

 五戸から十和田湖へ向かう国道454号沿い、新郷村小坂地区の公民館敷地内に立つ櫓。屋根はごく浅い円錐形で、頂部には避雷針や風向計などが設置されておらず、代わりにクレーンのアームのようなものが軒へ向けて伸びており、先端にはホース干し用の滑車が吊るされている。
見張台は四角形で、高欄は手摺部と下部外縁が等辺山形鋼製、垂直材が丸鋼製。手摺部には、先端に円盤が取り付けられたホース干し用のフックが四方に並べて設置されている。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼に枠式ターンバックルを備えたものをX字状に組んでいる。各節の接合はプレートにより、全ての材が六角ボルトで締結されている。国道側の面には「火」「の」「用」「心」の看板が掲げられている。
梯子は三段で、いずれも桁内設置。踊り場は上段、下段ともに足場のみの簡易なもの。
基部はΛ型の斜材が設けられており、更に水平方向と斜上方に補剛が入れられている。

(2019年8月訪問)

屋根 ○型
半鐘 なし
見張台 □型
□型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 踊り場(上段) 踊り場(下段) 基部

ストリートビュー


目次 | PageTop | Next