国道102号と国道103号の合流する交差点から国道102号旧道方面へ150mほど進んだ地点に建つ櫓。屋根は円形で、頂部に先端が三つ叉になった避雷針が設けられているほか風向計も設置されているが、雪の影響がへの字型に大きく変形してしまっており用は成していない。
見張台は四角形で、高欄は手摺部と下縁が等辺山形鋼、垂直材が丸鋼製。半鐘は設置されていない。
脚は三本で、主材と水平材が等辺山形鋼製、斜材が丸鋼をパイプ式ターンバックで張力調整できるようにしたもの。各節の接合はプレートにより、主材、水平材、斜材のいずれも六角ボルトによる締結。
梯子は一段で桁外設置。基部にはアーチというにはややいびつな形状の斜材が設けられており、上部、中部、下部にそれぞれ主材との間に補剛が入れられている。
（2017年8月訪問）
| 屋根 | ○型 |
|---|---|
| 半鐘 | なし |
| 見張台 | □型 |
| 脚 | △型 |
