東北自動車道郡山南インターチェンジ近く、県道55号沿いに建つ櫓。八角形の屋根には四つ叉の避雷針、風向計、屋根飾り、蕨手などが設けられており、非常に賑やかな印象。
屋根と同様八角形の見張台には、唐草状の装飾が施されている。梯子は三段で上二段が桁内、下一段が桁外設置。上段の踊り場は四角形で主材桁から張り出しているが、下段の踊り場は桁内に足場のみ設けられている。下段の梯子部から桁外への出入り部分上部は水平材に唐草状の装飾があり、傍らにはかつて銘板が掲げられていたとみられるプレートが設けられている。下段踊り場の直下には消防信号表が掲示されている。
銘板が失われているので正確には不明だが、外見的特長からすると、栃木県大田原市の林鉄工所製ではないかと思われる。
※既に撤去済みです。
(2014年8月訪問)
屋根 | 8角型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | 8角型 |
脚 | □型 |