国道289号から外れた旧道沿いの集落に立つ櫓。屋根、見張台は八角形で、避雷針、風向計、屋根飾り、蕨手が設けられている。スピーカーが軒から張り出すように四方へ向けて設置されており、それを支えるためのワイヤーが蕨手にくくりつけられている。
上段の踊り場は張り出しがあるが、全周にわたって張り出しているのではなく、四方とも凸字状になっている。
下段踊り場出入口の梁部分には、「第 分団 昭和四十二年 林鉄工所 栃木縣大田原市」の銘板が掲げられている。
(2013年4月訪問)
屋根 |
8角型 |
半鐘 |
あり |
見張台 |
8角型 |
脚 |
□型 |