火の見櫓図鑑
国道121号に並行する県道347号から少し外れた高台に立つ櫓。 周囲の櫓同様に栃木県大田原市の林鉄工所の手によるもので、各所に唐草風の凝った装飾が細かく施されている。 梯子は三段で、中間に踊り場が二箇所あり。下段踊り場出入口の梁部分には、「昭和三十五年 林鉄工所 栃木縣大田原市」の銘板が掲げられている。他の櫓でよく見かける林鉄工所の銘板と異なり、「第□分団」の部分に文字が刻まれていない。
(2013年4月訪問)
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