火の見櫓図鑑

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可児市消防団第四分団第一部

火の見櫓

 県道84号沿い、久々利集落の北側に建つ櫓。屋根は六角形で、頂部には避雷針と風向計、三日月状の屋根飾りが三方に向けて設けられており、隅棟には大きく突き出した蕨手が見られる。
 見張台は六角形で、外枠は等辺山形鋼、欄干は平鋼製。あまり広くないスペースに、ホース干し用の竿やアンテナがひしめき合っており、サイレンは押し出されるように見張台床面の下に設置されている。
脚は三本で、主材、水平材は等辺山形鋼製、斜材は平鋼をX字状に組んでおり、交点をリベットで留めている。桁間が狭いためか梯子は桁外に一段で設置されている。

(2015年2月訪問)

屋根 6角型
半鐘 あり
見張台 6角型
△型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 脚部 基部

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