火の見櫓図鑑

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第三分団第一部詰所

火の見櫓

 県道68号沿い、白川町役場蘇原出張所敷地内の一隅に建つ櫓。見張台に屋根は無く、柱の頂点からホース昇降用の滑車を支える柱が突き出している。
 見張台高欄は、手摺部と各角垂直材、下部外縁が等辺山形鋼製、垂直材が丸鋼製で、水平材は設けられていない。手摺部にはホース干し用のL字状のフックが設置されている。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製。斜材は上部二節が丸鋼を左上から右下方向に渡したものが二段構えになっており、中間部に同じく丸鋼製の水平材が入れられている。下部五節の斜材は等辺山形鋼製で、左上から右下方向に渡されている。各節の接合は全て溶接による。
梯子は一段で桁外設置。基部の斜材も他の節と同様の構造になっており、特に補強は見られない。

※既に撤去済みです。

(2018年5月訪問)

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 □型
□型

全景 見張台 脚部 基部

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