火の見櫓図鑑

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多治見市消防団根本分団

火の見櫓

 JR東海 太多線根本駅と国道248号多治見北バイパスを結ぶ市道沿いにある消防詰所裏手に建つ櫓。屋根は六角形で、頂部には風向計が設置されている。屋根は一枚板ではなく一文字葺きで、棟包みが設けられている。半鐘は屋根裏中心に吊るされており、直下にはサイレンも置かれている。見張台は設けられていない。
 脚は太い鋼管製で、三角形の枠が広幅と狭幅の二種類鋼管を取り囲むように取り付けられている。詰所裏はやや広いスペースがあり、櫓上部には夜間作業用と思われる照明塔が用意されている。
梯子は一段で、主材を囲う三角形の枠に取り付けられている。

(2018年7月訪問)

屋根 6角型
半鐘 あり
見張台 なし
柱型

全景 半鐘部 屋根 脚部 基部

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