JR東海 中央本線古虎渓駅の西方、駅前の県道123号を500mほど西へ進み、三叉路を西へ市道方向に進んだ先にある諏訪地区の中心に建つ櫓。屋根は非常に浅い六角形で、頂部には避雷針や風向計、蕨手などの装飾は一切見られない。
見張台は六角形で、高欄は手摺部が鋼管製、下部外縁が等辺山形鋼、垂直材が丸鋼製。ホースへ氏用のS字フックが手摺の半周、三辺に設けられている。半鐘やサイレン、スピーカーなどは設けられておらず、かわりにテレビアンテナが取り付けられている。
脚は三本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が丸鋼に枠式ターンバックルを装着したものをX字状に渡している。
梯子は一段で桁外設置。上三節分は半円状の転落防止柵が設けられている。基部の斜材は他の節と同様の構造となっており、特に補剛などは見られない。
(2018年7月訪問)
屋根 | 6角型 |
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半鐘 | なし |
見張台 | 6角型 |
脚 | △型 |