JR東海 中央本線古虎渓駅前の県道123号を国道19号方面へ北上し、中洞地区への市道を入った先、三之倉神社前にある消防団詰所敷地内に建つ櫓。屋根は非常に浅い六角形で、装飾的な要素は見られない。半鐘は屋根裏中心部に吊るされている。
見張台は六角形で、高欄は手摺と外縁部が鋼管製、垂直材が丸鋼製。手摺にはホース干し用のL字フックが設置されている。
脚は三本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。各部の接合はプレートにより、主材、水平材とは溶接で、斜材とは六角ナットでそれぞれ結合されている。
梯子は一段で桁外設置。基部は櫓本体がジョイントを用いて六角ボルトで締結されており、更に斜材がコンクリート基礎に埋設されている。
(2021年5月訪問)
屋根 | 6角型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | 6角型 |
脚 | △型 |