IRしいかわ鉄道森本駅の北方、国道8号福久東交差点から市道を北へ700mほど進んだ大場地区に建つ櫓。見張台は円形で屋根が無く、半鐘を吊るす逆U字型で下方にくびれの入った支柱が設けられているが、半鐘は見られない。支柱の頂点には装飾の入れられた避雷針が設けられている。
見張台の高欄は手摺部、水平材、下部外縁が平鋼、垂直材が丸鋼製。床板は平鋼を簀状に敷いたもの。梯子の出入り口と半鐘支柱との間に昇降用の手摺が設けられている。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。各部の接合はプレートにより、主材、水平材はリベット(一部六角ボルト)で、斜材とは六角ボルトで締結されている。
梯子は一段で桁外設置。基部にはアーチ状の斜材が設けられており、そこから一節目のプレートに向けて補助材が入れられている。
(2018年10月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | ○型 |
脚 | □型 |