岩泉市街の東側、国道455号から県道7号を北へ進んですぐの場所に立つ櫓。屋根は浅い四角錐で、屋根裏中心に半鐘を吊るすフックが設けられているが、見張台には半鐘は無く、見張台よりやや下部に小屋根を掛けたものが設置されている。
見張台は四角形で、高欄は手摺部が等辺山形鋼製、垂直材は一面が等辺山形鋼を斜め45度のΛ型にしたもの、もう一面が平鋼製。床版はエキスパンドメタルが敷かれている。
脚は四本で、主材が鋼管、水平材が等辺山形鋼、斜材が平鋼製。各部の接合は溶接により、斜材の交点にはプレートが用いられている。
梯子は一段で桁外設置。なぜか最下部から見張台まで通して二面に一つずつ設置されている。
(2019年8月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |