久慈市街南部、国道281号と国道45号宮古方面をショートカットする、長木川の支流小屋畑川沿いの市道に立つ櫓。見張台に屋根は無く、半鐘も設置されておらず、代わりに八木アンテナが設置されている。
見張台は円形で、高欄は手摺、水平材が平鋼、垂直材が丸鋼製。床版は平鋼を簀状に並べたもの。
脚は四本で、主材と水平材は等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング式のバックルで締結したもの。各節の接合はプレートにより、主材とは溶接で、水平材は二面が溶接、対面する残りの二面が六角ボルトによる締結、斜材はプレートに穿孔して丸鋼を外側から内側へ折り込んでいる。
梯子は一段で桁外設置。基部はΛ型に方杖が入れ似れており、水平方向と斜め上方へ向けて補剛が渡されている。
(2019年8月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | ○型 |
脚 | □型 |