盛岡と宮古を結ぶ国道106号沿い、川井と腹帯のちょうど中間あたりに位置する古田地区に立つ火の見櫓。見張台は四角形で屋根は無く、半鐘は逆L字型のステーに吊るされている。高欄は手摺部と梯子出入口部分の垂直材が太めの角型鋼管、垂直材が細めの角型鋼管製。手摺部の両サイドには等辺山形鋼製のホース干し用の竿が取り付けられており、うち一本にはホース昇降用の滑車が吊るされている。
脚は四本で、主材、斜材ともに等辺山形鋼製。ワーレントラス状に組まれており、水平材は設けられていない。主材と斜材接合は六角ボルトによる。
梯子は一段で桁外設置。上半分には円弧状の転落防止柵が設けられている。
(2019年8月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |