JR横浜線中山駅の西側、急坂の市道を登った先の高台にある住宅地の中に立つ櫓。かつては屋根があったものと思われるが現在は撤去されており、屋根中心に相当する場所に半鐘が吊るされている。
見張台は八角形で床部にサイレンが設置されている。欄干は上部にS字を組み合わせたようなデザインの装飾が施されている。
梯子は二段で上段が桁内、下段が桁外設置。中間には八角形に張り出した踊り場があり、梯子の出入口部分は斜材のかわりにアーチ状の方杖が設けられている。
すぐ足元に横浜市営バスのバス停があり、その名もずばり「火の見櫓」と名づけられている。
※既に撤去済みです。
(2014年3月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | あり |
見張台 | 8角型 |
脚 | □型 |