JR小海線海ノ口駅に接した場所に建つ櫓。ホームからもよく見える。反りのついた深めの四角屋根は、頂部に先端が四つ叉になり装飾が施された避雷針、カールのきつい蕨手が設けられている。屋根下に乳のない半鐘が吊るされている。
見張台は手摺部が角型鋼管、水平材と垂直材は丸鋼製で、一辺にホース干し用のフックが張り出している。
脚は四本で、主材と水平材が等辺山形鋼製、斜材は上三節が平鋼の交点をボルト留めしたもので、下四節が丸鋼をリング状のバックルで締結したタイプ。各部の接合はプレートにより、いずれもリベット留めとなっている。
※既に撤去済みです。
(2004年2月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |