諏訪市街、高島城の東側、衣之渡川と中門川に挟まれた地区の市道の辻に建つ櫓。大きく浅めの四角屋根は頂点部に四叉の避雷針、隅棟に太目の平鋼製の蕨手が設けられている。
四角形の見張台は外枠・縦桟は等辺山形鋼製で、その間を脚と同様に丸鋼をリング状のバックルで締結している。
四本足は主材、水平材が等辺湯山形鋼、斜材が丸鋼のリング締結という一般的な形態。路地を向いた面には「火の用心」の看板が掲げられ、その傍らには消防信号表も掲示されている。
梯子は一段で桁内設置。基部の斜材はハの字型で主材との間にはジグザグに平鋼製の補強が入れられている。
(2015年1月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |