国道20号からJR中央本線を越えて東側に並行する旧甲州街道沿いの交差点角に建つ火の見梯子。半鐘は最上部ではなく上から二段目の足場の脇から延びた竿に吊るされており、小屋根が掛けられている。
主材は鋼管、足場は丸鋼製で、主材はハの字型の末広がりになっている。梯子はほぼ垂直に建てられており、後背には幅広の平鋼を媒介して支柱によって支えられている。直ぐ裏が石垣で高台になっているため、支柱の基礎は石垣の上にある。
交差点なので傍らにはカーブミラーが設けられているが、火の見梯子を支柱としては利用せず、奧側のミラーは継手を駆使して巧みに火の見梯子を避けて設置されている。
(2017年1月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | あり |
見張台 | なし |
脚 | 梯子型 |