県道35号を東へ入った長地区の中心部に建つ櫓。屋根は反りのついた四角形で、頂部には避雷針、屋根飾りが、隅棟には蕨手が設けられている。半鐘は屋根裏中心部に吊るされている。
見張台は円形で、手摺が鋼管製、水平材が平鋼、垂直材が丸鋼、下部外縁が等辺山形鋼製。手摺と水平材の間には装飾が施されている。床版は平鋼を簀の子状に並べたもの。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。梯子は二段で中間に円弧上に張り出した踊り場があり、それとは別にホース干し用の足場が籠状に張り出して設けられている。
基部は円弧状のブレースに補剛が入れられている。
(2022年8月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | ○型 |
脚 | □型 |