火の見櫓図鑑
国道418号沿い、売木村のやや外れに位置する売木村生活改善センターの敷地内に建つ櫓。頂点に針状の避雷針を頂く四角形の屋根こそ設けられているものの、見張台はなく簡略化された造りになっている。屋根下には半鐘を吊るしていたとみられるフック状の金具が残る。 脚は四本で主材、水平材、斜材いずれも等辺山形鋼製で、斜材はジグザグ状に渡されており、主材とはプレート等を介さず直接ボルトで締結されている。梯子は一段で桁外設置。
(2015年9月訪問)
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