火の見櫓図鑑

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穂浪の火の見

火の見櫓

 JR西日本赤穂線 伊里駅の北方250mほど、県道262号が伊里川を渡る橋の正面にある消防団詰所の脇に建つ櫓。屋根は小さな四角錐形で、頂部には蕨手状の装飾がみられるが避雷針は設けられていない。
見張台は四角形で、手摺と下部外縁が等辺山形鋼製、水平材と垂直材が平鋼製。大き目のスピーカーが二方向に向けて取り付けられている。
脚は四本で、主材と水平材が等辺山形鋼製、斜材はX字状に組んだ丸鋼の交点をリング状のバックルで締結したもの。下部一節のみ等辺山形鋼製がX字状に組まれている。
脚の下三節目から上は、ほぼ垂直に立ち上げっている。梯子は一段で桁内設置。

(2023年5月訪問)

屋根 □型
半鐘 なし
見張台 □型
□型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 脚部 基部

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