県道162号備中庄交差点から市道を南へ入った通り沿いに立つ櫓。浅めの四角屋根は頂部に風向計と蕨手のようにカールした屋根飾りを頂いている。
四角形の見張台は外枠が等辺山形鋼、縦桟が丸鋼を用いられており、特に装飾的な要素は見られない。一隅に滑車を吊るす釣竿のような柱が設けられており、手摺部分の二面にはホース干し用の金具がL字に突き出している。
脚は四本で主材、水平材は等辺山形鋼、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したスタイル。脚は上部は垂直に立ち上がっており、下部は錐形になっており、ちょうど中間にあたる部分で中折れしたような形状になっている。梯子は一段で桁内設置。
基部の斜材はアーチ状で、主材との間に八の字状に補剛が入る。
※既に撤去済みです。
(2014年11月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |