火の見櫓図鑑
岡山市中心部を流れる旭川から少し西に入った番町の市道沿いに建つ櫓。大きく浅めの四角屋根には丈の高い避雷針と風向計、蕨手と一体になった屋根飾りが設けられている。 見張台の欄干は丸鋼の支柱に平鋼の横桟が入っており、中央部には◇型の装飾が施されている。 梯子は一段で桁内設置だが、地表面までは設けられておらず、下から二節目に足場だけの簡単な踊り場があり、一面は外へ出入りできるようにアーチ状の斜材になっている。
(2014年11月訪問)
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