国道180号岡山バイパスから市道を西へ入った住宅街にある公民館の敷地内にある櫓。見張台は無く、三本脚で組まれた桁の頂点部に半鐘が吊るされ、ホースを干し用の竿が突き出している。
主材・水平材は等辺山形鋼を使用し、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結している。各節はプレートで溶着されている。
上部に行くほど幅が狭くなるが、主材は円弧状ではなく基部一節とそれより上の節の間で屈曲する形態となっている。
たまたま近所の方に伺ったお話によると、その方がこの地へ移住した50年ほど前には既に立てられていたとの事で、昭和20年代後半から30年代の建造とみられる。
(2014年11月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | あり |
見張台 | なし |
脚 | □型 |