浜松市の市街地中心部、国道152号と257号の交差する連尺交差点の北東、ビルに囲まれた消防団詰所の敷地内に立つ櫓。周囲をビルに囲まれているため、眺望はほぼのぞめないものとみられる。
屋根はやや反りのついた四角形で、頂部には避雷針と屋根飾りが設けられている。半鐘は無く、サイレンが設置されている。
見張台は屋根からやや下方に位置しており、片側のみバルコニー状に張り出しており、ホース干し用の滑車と竿が設置されている。
脚は四本で、主材と水平材が等辺山形鋼製、斜材が平鋼製。各部の接合はリベットによる主材への直接締結。
梯子は二段で、上下段ともに桁内設置。中間には張り出しのない踊り場が設けられている。
基部はアーチ状の方杖が設けられているる。
(2022年3月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |