県道77号終点部、寸又峡温泉バス停の向かいに立つ櫓。深く反りのついた屋根には刀の柄、鍔のような屋根飾りが設けられている。見張台は通りに面した側だけが桁から張り出しており、屋根下には半鐘、梯子の最上部にサイレンが設置されている。
梯子は一段で桁外設置。三面が斜材をくの字状に配し、一面だけ水平材を密に渡しているため、もともとは水平材が梯子を兼ねたスタイルだったものに、後から転落防止柵つきの梯子を別途設置したようにも思われる。
消防器具庫には、「愛郷火の用心」の標語が書かれた消防信号表あり。
(2013年8月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |