静岡県道77号沿い、下泉の集落の高台に位置する櫓。反りのついた四角屋根は小さく半鐘部分のみを覆っている。
見張台は円形で上端欄干が漏斗状に外へ広がっている。梯子の出入り部分のみ凸型に突き出ている。脚はアーチを描かず直線状。
梯子は一段で桁外設置。主材と水平材は等辺山形鋼、斜材は丸鋼で、斜材は特に張力調整装置は設けられていない。一部の節では水平部分にも斜材が渡されており、そちらは丸鋼をリング状のバックルで締結している。
基部には消防信号表が掲示されている。
(2014年5月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | ○型 |
脚 | □型 |