都道256号から一本路地へ入った高荷神社境内に立つ櫓。比較的背が高く、基部では消防器具庫とみられる建屋を跨ぐように建造されている。建屋には分団名などの表示が無く塗りつぶされた形跡があるので、現在も使用されているのか不明。
屋根は四角形でわずかに反りがついている。頂部には屋根飾りが載せられており、避雷針は屋根中心ではなく見張台から別に立ち上げられている。
梯子は三段で上中段が桁内、下段が桁外設置。中間に踊り場が二箇所ある。上部の踊り場は桁からの張り出しがなく、半鐘は見張台ではなく上部踊り場に設けられている。下段の梯子は櫓と直交する向きになっており、下段の踊り場は梯子部分だけが桁外に大きく張り出しいる。出入口部分の斜材はアーチ状の造形。
(2014年1月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | ○型 |
脚 | □型 |